心臓防御過剰反応による鬱病、パニック障害、赤面症などは、操気色彩療術で治療できる場合が多く、毎年数例治してきた。当時メカニズムは完全には分かっていなかったが、体の歪みを引き起こしている硬結を緩め、体の歪みが小さくなったところで、肝機能を上げ、胸部を緩め、心臓の機能を上げ、後頭部を緩め、頸椎から上部胸椎を緩めると、症状が消えた。
神統式気功術の創始に伴い、今まで分からなかった心臓防御過剰反応のメカニズムが分かるようになった。心機能が低下して、経絡の連鎖で脾虚になると、骨が歪み、関節が捻れるように歪み、関節の捻れに伴って、骨全体が捻れ、付随する筋肉が、骨の歪みと捻れに伴って、骨に巻き付くように引っ張られて移動する。また、後頭部も脾虚で歪み、可動性が低下する。幼児期に高熱など出して、腎機能や肝機能が、蛋白尿がでるレベルまで下がったことがある人は、関節や骨が硬くなっているため、肋骨が出ている背骨が歪み、可動性が悪化し、督脈の気の流れが低下して、頭蓋骨の可動性が低下するとともに、脳の可動性も低下して、機能低下が起こる。このとき、セレトニンなどの脳内物質の生産量が低下すると、鬱病などの症状が、延髄の呼吸中枢の機能が低下すると、パニック障害などが起こると推定される。(06/01/28)