3.3 心療内科的疾患と頭蓋骨の可動性

分裂症、鬱病、ノイローゼ、対人恐怖症、心臓神経症、パニック障害、摂食障害、赤面症、多汗症、心身症などの心療内科的疾患の中で、後天的なものは、頭蓋骨の可動性に問題があり、頭蓋骨の可動性を上げることで症状が改善するものがある。

頭蓋骨の可動性に問題がある人は、同時に、体が歪んでいることが多い。特に胸部が萎縮し、心臓の可動域が制限を受け、心機能が低下し、東洋医学で言う心虚の状態になっているものがほとんどである。また、心療内科的疾患がある患者のほとんどが心虚になっている。

例えば、鬱病患者においては、胸部と後頭部が連動して硬くなり、胸部と頭蓋骨の可動性が著しく低下していることが多い。このタイプの人は、肝機能を上げ、胸部を緩め、頭蓋骨の可動性がなくなっているところを緩めると、鬱的な症状が著しく改善したり、消失したりする場合がある。また、赤面症や多汗症の人は、症状が出ている状態では、心虚になっているので、心経の支配する筋肉の硬結があるところや、胸部の肋骨がロックしているところを緩め、心臓の可動域を広げると、その場で症状が緩和する。心臓神経症、パニック障害の人も、治療中に発作が出ると、腎機能と肝機能を上げ、胸部と後頭部を緩めると、その場発作が止まる。

心機能低下と頭蓋骨の可動性の関係は、「新種の風邪」の進化による人体への影響を追跡調査しているうちに、肝機能低下がひどくなると、心機能低下が起こり、頭蓋骨の可動性が低下して、鬱的症状がでることが分かってきた。さらに神統式気功術の創始に伴い、心機能が低下すると、心臓防御反応により、脾虚になり、他の関節と共に、頭蓋骨が歪み、頭蓋骨の可動性が低下することが分かった。心療内科的疾患の多くは、セロトニンやノルアドレナリンの量が少なくなっていることから、頭蓋骨の可動性低下と共に、脳の可動性が低下し、機能低下が起こって、神経伝達物質の生産量が少なくなっていることが推定される。
(06/06/01)

心療内科的疾患と脳の可動性TOP3.人体の可動性低下と機能低下>3.3 心療内科的疾患と頭蓋骨の可動性

3.1機能低下の一般理論(仮説) 3.2一次的原因と二次的原因 3.3心療内科的疾患と頭蓋骨の可動性 3.4経絡と内臓の機能低下 3.5心因性の硬結 3.6末梢神経の機能低下

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