クローン病で長期に渡って悩んでいる人は、病院に通う以外に、気功や整体、鍼、健康食品などさまざまな方法を試みた方が少なくありません。多くの場合、最初の1、2年は「治るかもしれない」と言われ、熱心に色々な治療を試すのですが、そのうち「何をやっても駄目だ」とあきらめてしまう場合がほとんどのようです。そのため、今まで受けたことのない治療法には「また騙されるのではないか?」とか「どんな治療法なんだろう?」という不安を感じる方も少なくありません。
ここではそういった方の疑問に答える意味で、実際行った治療例を分かりやすく紹介します。この患者は、比較的若く、女性でもあったので、比較的スムースに治療が進みましたが、「年齢が高い」「男性である」「手術を受けている」などの条件が加わると治療に時間がかかることをお断りしておきます。
●実例 YMさんの例
<23歳から31歳の間に5回入退院>
YMさんは20歳頃から腹痛等が始まり、23歳のとき入院。2ヵ月後に退院し、半年後に再入院。2ヶ月で退院するがし、1年後にまた入院することになってしまった。その後は5年位通院しないで済んだが、その間に出産し、昨年8月と今年10月に再度入院。治療を始めたときには、大腸に狭窄(きょうさく)と癒着があり、食事が出来ない状態だった。
<完全な自律神経失調症>
初めて当研究所に来られたのは、2000年12月21日。脈を見ると、ほとんど気の流れが無く、自律神経が完全に失調している状態だった。また、尾骨から仙骨(せんこつ)にかけて異常に硬くなって、気が流れず、後頭部も若干硬くなって気が止まっていた。
<小学校低学年のとき尾骨を打つ>
仙骨が異常に硬いので、「お尻を打ったことがありませんか」と聞くと「小学校低学年のとき、尻もちを突き、1ヶ月ぐらい痛かった」とのことだった。仙骨と後頭部は連動していて、片方に問題が生じると、まもなく他方の対応点に問題が生じるという特性があるので、このとき頭骸骨の萎縮が始まったものと思われた。
<小学校高学年で突き指を繰り返す>
左手の指を診ると、萎縮して硬くなり、気が流れていなかった。指は頭蓋骨と連動し、頭蓋骨が萎縮すると指が萎縮する。そこで「尻もちを突いたあと、突き指をしていませんか」と聞くと「小学生高学年のとき、繰り返し突き指をしている」とのことだった。
<クローン病の下地は小学生のとき出来ていた>
小指には小腸経、人差し指には大腸経、親指には肺経が流れていて、小指と人差し指に突き指をして、硬くなると小腸、大腸の機能が低下してしまう。また、肺経に問題が生じると腎経に問題が生じてくる。YMさんの場合、小学校高学年で、クローン病になる下地が出来ていたことになる。
<風邪をひいて腎経が低下すると問題が生じる>
内臓が若くて強い時には問題が生じないが、年齢が上がったり、風邪をひいて腎経が低下したりすると問題が生じる。風邪をひくごとに、体が萎縮するので、仙骨と指は風邪を引いた回数に比例して、硬くなるので、次第に大きな問題が起きるようになる。
<最初の治療>
12月21日の最初の治療では、固まっていた尾骨と仙骨に低出力の赤外線レーザーを当て、細胞の活性化を計ると、大きな固まりとして動き出した。次に後頭部を緩め、脊柱が固まっていたので、緩めて気を流す。脊柱が動き出すと、内臓が活性化するので、患者は体が暖かくなったように感じてくる。次に手の指の硬くなったところ、胸部の腎経の流れる部分、足、お腹と固まってしまっているところを次々に治療する。
食事はおかゆのような軽いものから少しずつ食べるようにし、ウナギと肉は控えるようにアドバイスする。ウナギと肉は食べて30分もしないうちに、体が縮んでくる。クローン病に限らず、慢性病を持っている人は、体が縮んでいるので、それをさらに縮めるようなものは食べないほうがよい。
<2回目の治療>
12月27日に2回目の治療に来たときは、「1回目の治療を終わって、最初の2日間は食事をしても何の問題も起こらず、3日目から軽い腹痛がしだした」とのことだった。脈を診ると、十二経絡に気が流れているので、「治療は順調に行っています」と言って安心させる。
<お正月で食べ過ぎる>
1月6日に来たとき、「調子はどうですか」と聞くと、「今週は調子が悪いみたい」と言う。「それじゃあ、ぜんぜん食べられないんですか?」と聞くと「お正月で、食べ過ぎたみたいです」という返事。この日は、お腹を治療中に、固まった部分が溶けるような感触が3回ほどあり、とたんに顔に赤みがさしてきた。「これでだいぶ良くなると思いますよ」と言って帰す。
<食欲が出て、疲れない>
1月13日に来たときには、「主人がそんなに食べても大丈夫か、と言うほど食べられるようになりました。体も疲れなくなって、気力も充実しています」とのことだった。現在治療継続中。
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クローン病治療の実例紹介
●実例 YMさんの例