《三焦とは》
東洋医学では、人体を「上焦、中焦、下焦」の三焦に分けます。正確にいうと、舌から胃の上口までが上焦、胃の上口から胃の下口までが中焦、胃の下口から陰部までが下焦になります。
《三焦経》
三焦経(図1、図2、図3)は、薬指から出て、肘、肩を通り、耳の周りを回って、眉毛の端に達します。三焦経に問題が生じると、心臓を含む全ての内臓が機能低下します。三焦には、内臓が全て含まれるので、三焦を支配する経絡という意味で三焦経と名付けられたのではないかと思われます。
《三焦経と内耳の機能低下》
三焦経が虚すると、耳の周辺が硬くなり、耳の可動性が悪化するので、内耳の機能低下が起こり、原因不明のめまいや吐き気、耳鳴りなどが起こることがあります。
《手の怪我と三焦経》
薬指を突き指したり、手首や肘、肩を脱臼したりすると、三焦経に問題が生じます。