経絡の存在理由


経絡の存在理由は、内臓の機能を上げるためにあるのではなく、心臓に緊急事態が生じたとき、内臓の機能低下を引き起こして、心臓の負担を軽減したり、あるいは、内臓や器官に問題が生じたとき、他の臓器や器官の機能を低下させて、体のバランスをとるためにあるのです。

心臓が止まれば、生命活動は、即座に停止してしまいます。経絡の最も重要な役割は、心臓を守ることです。

心臓の機能が低下すると、足の親指から出ている脾経と呼ばれる経絡が虚し、足を締め上げて、肝経胃経胆経腎経膀胱経など、重要な臓器に関連した経絡を締め上げ、瞬時に内蔵の機能が低下して、心臓の負担が軽減されるようになっています。これを心臓防御反応と言います。

もう一つの機能として、内臓や器官が低下を起こしたり、損傷を起こしたとき、体のバランスを保つ働きもあります。

例えば、小腸に食べ物が入ったまま不全状態になれば、取り返しのつかないダメージを受ける可能性があります。そのため、小腸の機能が低下すると、連鎖して、胃の機能が低下し、食欲がなくなるようになっています。

《気の診断》
鍼灸などの治療家で経絡の気を診ることができる人は、この揺れで気の流れを診断します。また、手首ところの脈を診て内臓を診断する脈診においても、脈を診ないで、手首の気を診て、内臓の機能を判断することができます。


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