肝機能と自律神経失調症


《筋肉や内臓の萎縮》
医学的に正常な範囲での肝機能低下で、自律神経失調症が起こることがあります。

肝機能が低下すると、筋肉や内臓が萎縮して、可動性が低下し、機能低下が起こるとともに、筋肉や内臓を構成する細胞の可動性が低下し、細胞の機能低下と、それに補うためのアレルギー抗体値の上昇が起こります。

臓器や組織の中で、肝機能低下の影響を受けやすいのは、眼球と心臓、子宮や卵巣、膣などです。

血液検査などで確認できないレベルの肝機能低下は、東洋医学の脈診という診断法で確認できます。

《眼病
肝機能が低下すると、眼球が萎縮して硬くなるため、目が疲れやすくなります。また、眼球の可動性が低下し、機能が低下すると、白内障や緑内障、結膜炎、麦粒腫などにかかりやすくなります。

老眼になりたての人は、医学的に正常な範囲での肝機能低下で、目に影響が出ることを簡単に確認できます。食事をすると、グリコゲンが肝臓に蓄えられ、可動性が低下するので、わずかに肝機能が低下します。すると、視力が低下し、新聞などの字が読みにくくなります。

《心臓
胸部が萎縮し、肋骨の可動性が悪化して、心臓の可動域に制限が起こると、心機能の低下が起こり、交感神経の亢進、原因不明の胸痛、心臓神経症、狭心症、不整脈、鬱病、パニック障害、多汗症などが起こることがあります。

《婦人科系の疾患》
子宮や卵巣、膣は、正常な状態では、腸の蠕動運動のように(かすかですが)モワモワ動いています。肝機能低下で、子宮や卵巣、膣が萎縮し、恥骨がロックして、可動性がなくなると、機能低下が起こり、生理痛や生理不順、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫、膣炎、ポリープなどが起こりやすくなります。

《アレルギー性疾患》
肝機能が低下すると、花粉症や金属アレルギーなどのアレルギー性の疾患が起こりやすくなります。

肺経に問題があると、接触性のアレルギー皮膚炎、アトピー、喘息などが起こりやすく、小腸経に問題があると、慢性的な蕁麻疹が起こりやすくなります。


《肝機能低下の原因》
(1)足の親指から出ている肝経(図1図2図3)に支配される筋肉や関節骨などに、捻挫や骨折、打撲などで、硬結が生じると、機能低下が起こります。
(2)顔面を打つと、顔面の可動性の低下に連鎖して、胸部や腹部の可動性の低下と、萎縮が起こり、肝機能低下が起こります。
(3)腎経が虚すると、経絡の連鎖で、肝経が虚し、肝機能低下が起こります。
(4)高熱を出すと、肝臓が熱に弱いので、肝機能低下が起こります。幼児期に起こると、「肝経→心経→脾経→肺経→腎経→肝経」という経絡の法則に基づく機能低下のループが形成され、短期間に体が大きく捻れ、虚弱な体質になることが多いです。成長して、健康になっても、体の捻れや肝機能低下による硬結が、全身に残っているため、捻挫や骨折などの怪我や、風邪などを契機に、病院では治らないような症状がでることが少なくありません。

《治療法》
原因を解析して、肝臓の可動性を元に戻せば、肝機能も正常になりますが、確実に治せる治療師は少ないです。

参考:西洋医学的治療法と東洋医学的治療法の長短気功整体根治療術の手引き


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