肺は、正常な状態では、呼吸運動以外に、左右交互にモワモワ揺れる運動をしています。この揺れが弱くなったり、止まったりすると、肺の機能低下が起こります。
肺の機能が低下すると、肺経に支配される喉や鼻の機能低下、皮膚の機能低下が起こります。
喉や鼻の機能低下が起こると、風邪の症状が取れない、鼻炎や喉の痛みが取れない、ポリープ、蓄膿症、イビキがひどくなるなどの症状が起こりやすくなります。
皮膚の機能低下が起こると、ニキビやほくろ、できもの、湿疹などができやすくなります。また、原因不明のアザができる人がいます。髪の毛も皮膚が変化したものなので、白髪が増えたり、髪の毛が薄くなったりします。
肺機能の低下がひどくなると、猫背がひどくなることがあります。
肝機能が低下し、アレルギー抗体値が上がると、アトピー性皮膚炎や花粉症、喘息などになりやすくなります。
手の親指から出ている肺経に支配される皮膚や筋肉、関節、骨などに捻挫や突き指、骨折、打撲、火傷などで硬結ができ可動性が低下すると、肺のモワモワ運動が弱くなり、肺の機能低下が起こります。
また、足の親指から出ている脾経が虚すると、経絡の法則で、連鎖して、肺経が虚し、肺の機能低下が起こります。
肺の機能低下で起こる自律神経失調症は、肺経上の硬結や脾経上の硬結を緩めることで、改善する場合が多いです。