50.
慢性痛と
ヘルニア
「
ヘルニアなんですが、治りますか」という問い合わせがよくあります。
ほとんどの場合、激痛を伴う
腰痛です。例えば、「くしゃみをしたら突然腰に激痛が走りました。
救急車で整形外科に運ばれ、レントゲンを取ったら、腰椎が3箇所
ヘルニアになっていました。1ヶ月ほど入院しているのですが、よくなりません。」
このタイプの腰痛は、簡単に治ります。
くしゃみをしたり、荷物を持ったくらいで、腰椎が突然
ヘルニアになるなどということは考えられません。
若い頃、スポーツをしていた人の腰椎をレントゲンで取れば、同じように骨がゆがんでいる人のほうが多いはずです。
腰の痛みは、筋肉が引っ張られるためにおこります。痛点の多くは、骨ではなく筋肉上にあるのです。
この手の
腰痛が起こる前に、実は
風邪を引いて肝機能が低下し、筋肉が縮んでしまっているのです。
捻挫や骨折をしたことのある人は、関節部分が異常に固くなっているところがあるので、くしゃみをしたとたん、そこから経絡の連鎖が起こり、肝機能がさらに低下して、体が萎縮して極端にゆがんだ状態でロックしてしまうのです。
治療はいたって簡単で、肝機能を上げ、ロックした部分を緩めてあげれば、その日から仕事ができます。