26.男女による違いは?

一般的に言うと、女性の方が男性より治りが早いです。

患者に触った瞬間に、その人の気の流れとその気の流れを作る体のつくりが分かります。

女性のつくりは、骨格そのものを見ると、男性のつくりとそれほど違わないのですが、気の流れと言う観点から見ると、まったく異質の生物と言っていいほど違います。

女性のつくりの特徴は、一般的に言うと、関節部分が柔らかく、筋肉の流動性が高いことで、一点を治療すると全身が変化し、体型がその場で変化してしまうことがあるほどです。

25才の女性の例ですが、小学生のとき、骨折した手の肘を治療していたら、腰が熱くなり、その場でウエストラインが5センチほど上がってしまいました。

その子の80才になるおばあちゃんは、背中が丸まり、さらに横に大きく体が曲がってしまって、車椅子が必要な状態でしたが、治療を初めて二ヶ月もしないうちに、体がまっすぐになってしまいました。

このような大きな変化が起こるのが、女性の体のつくりの特徴です。

これは、赤ちゃんができて、お腹が膨らんだとき、すべての関節が、お腹の変形に対応して、変形するように、柔らかくなっているからです。

実際、お産をすると、すべての関節が緩むので、気の流れはよくなります。

ですから、百歳以上の人たちの多くは高齢出産者です。高齢出産者は皆長生きかと言うと、そんなことはありません。

ひどい捻挫や骨折をした人は、出産時にも、柔らかくならないような、きわめて固い硬結ができていることがあります。

このタイプの人は、お腹が大きくなるにつれて、体の歪みがひどくなるので、つわりも、ひどくなりがちです。

妊娠をしなければ、体の歪みは、ある程度腰でブロックされ、体の芯まで歪むということはないのですが、妊娠をして体が柔らかくなると、歪みが体全体に及び、内臓も大きく歪んで機能低下を起こします。

出産後、自律神経失調症や慢性病に悩まされるのは、このタイプの人です。

男性は関節や筋肉が女性よりはるかに固く、流動性が低いので、体を変化させるのに時間がかかり、治療期間は長くなります。

年齢が上がるにつれて、関節や筋肉はますます硬くなり、気の流れは悪くなっていきます。男性の方が短命なのは、このせいだと思われます。


NEXT MENU TOP