14.手技と自然回復力A

「そろそろ、腰が変化して来る頃ですが、どうですか」と尋ねると、「ちょっと腰が重くなってきました。」

そこで、足を調整して、「どうですか」と尋ねると、「とても楽になりました。」と嬉しそうに、答えが返ってきました。

一週間後に治療に来たときに「いかがですか」と尋ねると「確かに問題は首にあったようです。

夜はよく眠れるようになったし、体の痛みもまったくありません。」そこで「首の治療は非常に難しく、頭蓋骨、手首、腰、膝、足首などが連動して、多重層に壊れるので、有名な治療家でも、首の治療が完全に出きる人は、ほとんどいません。

二十年も経っていると、手足の指の関節も連動して壊れ、硬くなってしまっているので、今日は手足の指を治療します。」と説明しました。

治療が終わったとき、「健康のために定期的に通いたいのですが、次はいつ来たらいいでしょうか」と聞かれたので「二十年前やったムチウチで、問題が起きた場合は、一年ぐらい治療にかかるのが普通ですが、女性の場合、お産をして、関節がゆるんでいると、治りが異常に早い場合があります。

あなたの場合は、このケースで、多少問題は残っているのですが、症状には現れていないので、治療はこれで終わりです。

何か問題が出たら、その時治しますので、電話してください。」と答えました。一年後に会ったとき、「甲状腺は、知らない間に直ってしまい、薬はもう飲んでいません」とのことでした。

この例のように、ムチウチが原因で腰痛や慢性病が起こった場合、腰痛は整体に行き、不眠症と甲状腺はお医者さんの薬を飲めば、とりあえずは、問題は解決しますが、首にある根本の原因をとらない限り、体は元の状態に戻らないので、腰痛は再発するし、薬は飲み続けなければならないことになります。


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