<質問> 硬結の溶かし方 投稿者:久 投稿日: 3月13日(水)02時09分22秒 硬結を溶かす為の気の感じ方、流し方を教えて下さい。また練習方法も教えて下さい。図々しくてすみませんが? <回答> 気に興味のある久君へ 投稿者:渡辺 投稿日: 3月14日(木)01時05分20秒 (1)「気」は物理的な振動あるいはユレであり、その源泉は心臓です。心臓は血液を送り出す運動以外に、全体がピストン運動をしている自動車のエンジンのように揺れています。これが「気」の源泉で、後頭部の頚椎の1番があるあたり、言い換えれば、左右の耳を線で結んだ中央のあたり、に伝わり、背骨がこれに共振します。 この振動はさらに肝臓、腎臓、胃などの内臓に伝わり、それぞれの臓器は共振しつつ、自律的な振動を行っています。肝臓や胃などの大きな臓器は服の上から触っても、この運動が感じられます。この状態が、臓器に「気」が流れている状態です。 正常な人は全身に気が流れているので、体のどこを触っても、かすかにモワモワと動いています。最も強く動いているのが、後頭部の頚椎の1番のあたりなので、そこをそっと触ってみます。モワモワ動いているのが感じられれば、その感覚は日ごとに鋭敏になり、最終的には、気が流れている爪と流れていない爪を区別できるようになります。 しかし、実際にはこのようにスムーズには行きません。ほとんどの人は、「後頭部を触ったけど、動きは感じられません」と言います。考えられるケースは二つです。@東洋医学的な意味で、壊れてしまっているので、実際「動いていない」ため、感じられない。後頭部がロックして動かなくなると、疲れやすくなるので、「実際動いているか、いないか」を判断する目安になると思います。また、風邪を引いたとき、高熱を出す人は、この部分がロックしています。A物理的な動きなので、誰でも感じられるはずなのですが、動きが「かすか」過ぎて感じられない。強く触ると動きを止めてしまうので、できるだけ「そっと」触ってください。 左右の肺の部分も、大きくモワモワと動いているので、わかりやすいと思います。肺炎や喘息、アトピーの人はこの動きが止まっています。また、鼻やのどの弱い人も止まっています。 (2)強く動いている部分を触ってみても、動きがわからなければ、「どういう練習をすれば動きが分かるようになるのか」ということになると思うのですが、私の場合、突然わかるようになったので、練習法は考える必要がありませんでした。しかし、この治療法を必要としている人が、何百万という単位でいると思うので、誰でも気の流れが分かるようになれるトレーニング方法を開発して、この治療法を世に広めることができたら、よく思います。 気の流れさえ分かれば、鍼灸の治療理論や整体などの治療法をマスターするのは、実に簡単です。数年、内弟子をしないとマスターできない脈診法でさえ数ヶ月でマスターできます。また、私のように自分の体を使って、治療理論をシミレーションして、新しい治療理論を構築することも可能です。ところが、専門家でも気の流れを理解することが難しいために、整体や鍼灸に行っても、「なかなか思い通りの治療結果が得られない」というのが現実です。 参考までに私が気の流れが分かったときのことをお話しましょう。私はその頃、自分の体に散在する硬結を溶かそうと毎日必死になっていました。あるときふと、頭も固まっているのではないかと思って、頭のツボと言われる部分に指をあて、硬くなった部分を緩めて動かそうとしていました。そして頭の硬結がかなり溶けたと思われる頃、オステオパシーの治療を受けました。その治療の直後何気なく後頭部を触ってみたら、動いているのに気がつきました。そのとき「頭がよく動くようになった」と思わず言ったら、たまたまオステオパシイーの先生が気のわかる方で「渡辺さん、気がわかるんですか」と言われて、「これが気なんだ」と思ったのが、気が分かった瞬間でした。 四十代の女性を治療していたときのことですが、胸部の気が止まっている部分を治療すると、その女性はその部分を触って「あら、動くようになったわ。」次に、あごを触って「ここは動くようにならないんですか」と言うので、触ってみると、気は止まっていました。気とは知らずに、気が分かっている人も案外多いのかもしれません。 (3)硬結は気が流れていないところで、周りの筋肉より硬くなっているところを言います。赤ちゃんの硬結は大人の正常の筋肉より柔らかいと言うこともあります。肺や肝臓,腎臓に問題を起こした人、高熱を繰り返し出した人、難病に苦しむ人などの場合は、骨か硬結か分からないくらい硬い場合もあります。硬結を緩めるには、その硬さの程度にあわせて治療することが必要で、その緩め方を簡単に説明することはできませんが、一般的には、下記のような方法があります。 @手技による治療1: 例えば、膝に硬結がある場合、膝を左右にひねると、ひねりやすい方向があります。ひねりやすい方向にひねったまま1、2分そのままにしておくと、硬結は緩みます。 A手技による治療2: 硬結の部分に手を当て、硬結が動く方向にかすかに押していると、緩む。 B硬結の上にお灸をする。 C硬結の上に鍼を刺す。 D硬結に強い光を当てる。 E健康食品を食べる。 F肝機能を上げる。 G玄米菜食をする。 どの方法も硬結は緩みますが、病気を治すのに十分なほど緩むかどうかは、緩めようとする硬結の硬さによります。