<質問> (無題) 投稿者:貴那 投稿日: 8月 3日(土)04時56分48秒 病気の質問じゃなくてごめんなさいm(__)m 最近ここの掲示板で重度の自律神経失調症と言われたのですが、普通の内科・心療内科に行っても病名や診断が違うことはありますか?あと、心療内科と精神内科の違いはなんですか? <回答> 自律神経失調症の定義について;貴那さんへ 投稿者:渡辺 投稿日: 8月 4日(日)01時19分04秒 @診断は異なることがあります。 A異なる理由は、(1)自律神経失調症の診断法が異なるため、自律神経失調症の定義が違ってきます(2)治療法の違いも定義に影響を与えます。 [西洋医学] B西洋医学における自律神経失調症の定義は(1)頭痛や動悸、胃痛などの愁訴はあるが(2)身体的な問題が認められない病態のことです。 Cこれは、見方を変えれば、「患者が病気だと言わなければ、病気であることが確認できない病気」と言うことができます。 D治療法としては(1)カウンセリング(2)神経伝達物質のノルアドレナリンやセロトニンの流れに作用する抗不安剤や自律神経調整剤が対症療法として効果があるという特徴があります。 E治療効果は、患者から「効果があった」と言われないと確認できません。 F要するに、医師が客観的に病気として確認することができず、治療結果も客観的に確認できないのが、西洋医学における自律神経失調症です。 [東洋医学] G東洋医学においては、自律神経の乱れによって起こる、内臓の機能低下や内臓間のバランスの乱れを、脈診という診断法によって瞬時に、診断することができます。 H人体は、胃経、肝経、腎経などのように臓器と密接に結びついた経絡と呼ばれる一種のネットワークによって支配されています。脈診はこのネットワークの乱れを、左右の手首の六点の脈を診て診断することができます。 I治療後脈を診て、変化がなければ、治療が間違っていたか、不充分であることが分かります。 J幼児期から自律神経失調症になっている人は、不快感を感じなくなっています。西洋医学では、このタイプの人は、自律神経失調症ではありませんが、脈診で診断すると、自律神経失調症になります。原因をつきとめ、治療すると、体力が上がり、疲れにくくなるので、このとき始めて、患者さんは、自律神経失調症であったことに気がつきます。 Kうつ病や心身症は、日本医師会の定義によると、自律神経失調症には入りませんが、いずれも経絡の乱れによって起こり、原因を見つけ、身体的な治療をすれば治るので、自律神経失調症として扱っています。 [心療内科と精神内科] L内科の医師は、外科の医師のように手術をすることはありません。医者になるために勉強してきた分野が違うからです。心療内科と精神内科の間にはそのような問題はありません。患者はどちらに行っても、必要な治療を受けられると思います。 N心療内科や精神内科、神経内科などの名前が使われるのは、「精神科には行きにくいが、内科・心療内科だったら行きやすい」というような営業上の理由で、患者が来やすい名前を使っている場合が多いと思います。