<質問>
はじめまして。二十歳の女です 投稿者:空  投稿日: 7月15日(月)18時41分04秒

自律神経失調暦9か月です。精神科,整体,漢方,レーザーの治療をいたしました。それでも効果は分からずに居ました。なった原因はストレスです。限界が来て春に退職しました。春から症状は悪化しました。症状は常に動悸,めまい,後頭部のズキズキ頭痛,微熱,ほてりがあります。絶え間なくて困っています。精神的には落ち着いていると思いますしストレスも働いていた頃よりも感じないという状態で居ます。食欲,睡眠はとれてます。生活は食欲,睡眠は良好です。のびのびしています。しかし、体は辛くてまいっています。アドバイスください

<回答>
自律神経失調でお悩みの空さんへ 投稿者:渡辺  投稿日: 7月15日(月)21時27分35秒

@自立神経失調症は治ります。
A自立神経失調症の治療法には二つの技術が必要です。診断技術と治療技術です。
B精神科で自立神経失調症が治せないのは、診断技術がないからです。精神科医が空さんのような症状を確認するには、患者の愁訴を聞くしか方法がありません。治ったのを確認することも、自力では出来ません。整体でも同じです。
C診断に必要な最低限の技術は、脈診と腹診です。この技術は古代中国で発達し、日本でも明治の初期まで、医療の中心的役割を果たして来ましたが、明治政府の誤った政策により、途絶えてしまいました。中国では近代化が始まったとき、医者の絶対数が足りなかったため、西洋医学と東洋医学を併用しなければならず、脈診の技術を持った医者がたくさんいるようです。
D昭和の初期に、政策が変更され、鍼灸の治療が再開されたとき、中国の古典や中医学を勉強し、脈診をできる人たちが、再び現れるようになりました。鍼灸の学校でも教えますが、実際にマスターするには、大家に数年間内弟子にならなければならないため、脈診の技術が使える人はきわめて少ないと思われます。
E整体やオステオパシーなどの治療家の中には、脈診を勉強している方もいるようですが、脈診の技術をマスターしている人の多くは、鍼灸師だと思われます。
Fこの脈診ができれば、MRIなどの最先端の医療機械で分からないものが、分かります。例えば、動悸や胸痛がして病院に行ったが、何の問題もないと言われた場合でも、脈を診れば、心経が虚しているのが分かります。この診断ができて、初めてどこを治療すべきか分かるのです。
G自立神経失調症の診断の最強の技術は、触診して、「気の流れがわかる」技術です。鍼灸や整体などでいう気は、テレビでやっているような、「気を飛ばして治す」タイプのものではありません。
H「気」は誰でも感じることが出来る「モワモワした、物理的な、筋肉や骨の動き」にすぎません。内臓も正常な状態ではモワモワ動いています。胃が痛み、レントゲンを取ったが問題が見つからない人でも、胃を触診すれば、この動きが止まっているのが分かります。頭痛に悩んでいる人の頭を触診すれば、必ず気が止まっている部分があります。
Iオステオパシーの内臓マニュピュレーションの技術を習得した人は、内臓の動きを感知することが出来ます。頭蓋仙骨治療をマスターした人は、頭蓋骨の動きを感知することが出来ます。
J自立神経失調症を治すには、必要な診断技術をもった治療家を探すことが必要です。
K自立神経失調症の方の多くは、心経が虚していることが多く、そのため交感神経が亢進し、ストレスの影響を受けやすくなっています。風邪などを契機に、肝機能が下がり、筋肉が萎縮したときに、胸部が萎縮したままロックすると、心臓の可動域が制限を受け、問題が生じます。心臓を治療したとたん、今まで心につかえていたことが、何でもないことに思えてきます。
L体が健康でなければ、心も健康にはなれません。

次頁   難病相談室TOP  自律神経失調症  治療法について