<質問> 玄米食は危険? 投稿者:心配性  投稿日:10月 9日(木)10時33分28秒 玄米食は胚芽に自然の毒性が詰まっている為、常食すると内臓をやられ早死にすると言う説があり、白米食の方が良いと聞きましたが本当ですか? また、天然塩の成分であるニガリも内臓を硬化させてしまい、これも早死にの原因とか? <回答> 玄米食とニガリについて;心配性の方へ 投稿者:渡辺  投稿日:10月10日(金)00時04分15秒 @毒性についての議論は、難しいです。例えば、純粋の食塩のラットを使った半数致死量は、8〜10g/kg(1kgの体重に対して8〜10gの食塩を取るとラットの半数が死ぬ)です。ニガリの主成分の塩化マグネシウムの半数致死量は2.8g/kgです。数字上は塩化マグネシウムの方が毒性が高いですが、ニガリを使う豆腐を毎日食べて、健康問題を起こしたという話はないと思います。逆に、ラットに豆類と塩化マグネシウムを食べさせたら、他のラットより長生きしたというような実験例はあります。 A玄米の毒性についての実験はないと思います。玄米に含まれているフィチン酸がアルカリと結合して中性の塩を作るので、カルシウムや鉄、亜鉛、マグネシウムなど腸内で結合し、吸収を阻害すると考えている人がいるようです。 Bフィチン酸含有率は、玄米100gに対して0.24g、白米に対して0.041gです。この差が体に害をなすという考え方には疑問の余地があります。フィチン酸(IP6)は玄米だけに含まれるものではなく、ピーナッツや大豆、エンドウ豆などの豆類にも含まれます。それだけではなく、人間の細胞内に存在し、抗酸化作用があるため、フリーラジカルを抑え、抗癌作用持つことが知られています。 C結論としては、ニガリや玄米の毒性を気にする必要はないと思います。 D白米を常食とする人と玄米を常食とする人の平均寿命に関する統計で、玄米を常食とする人が短命であるというような統計があったとしても(一生玄米や白米だけを食べ続ける人はいないと思いますが)、玄米を食べる人は、体が弱い人、慢性病を持っている人、癌に冒されている人などが多いので、短くて当たり前です。

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