7月も終わりに近い暑い夏の日、8歳の健太郎と6歳のはるかを連れて、サマーランドに出かけた。
プールで3時間ほど遊んでから、コーヒーカップに乗り、健太郎がカップをグルグルと高速で回すと、とたんに気分が悪くなり吐き気がしてきた。
チューリップに乗るとさらに気分が悪くなり、心臓も少し苦しくなってきた。
脈を見ると、肝経と心経が極度に詰まっていたので、そこに気を流してみた。
気分が良くなってきたので、スペースシャトルに乗ったのが大間違い、シャトルが動き始めると、たちまち気分が悪くなり、大きく左右に揺れだすと胃がむかむかして心臓が苦しくなってきた。
左手の心経と肝経に必死で気を流し、硬くなってきた左胸を緩めようとしたが、膝がしっかりロックされ、体が上下にひっくり返された状態でどうにもならない。
シャトルが降りて止まったとき、「死なずにすんだ」と本気で思ってしまった。
家に帰って、体を詳細にチェックしてみると、左半身がよじれてしまい、左側の肋骨と肋骨間の筋肉が縮んで、硬くなっていた。
特に肋骨の4,5番の体中央に近い部分が極端に硬くなっていた為、心臓に問題を起こしたものと思われた。背中側も、心臓病患者に特有の硬結が肩甲骨の周りにできていた。
治療してみて始めて壊れ方のすさまじさに気がついた。
治しても治しても、下から硬結が浮かび上がってきて、6日目になっても、暑い所や冷房が効いている所に行くと心臓が苦しくなった。
最後の決め手は、自分の手の届かない肩甲骨の間の硬結だった。
これを溶かすと症状はすべて消えた。おまけにこれがヒントになって冷房病が簡単に治せるようになった。
これは天が与えた試練だったのかもしれない。
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