大学時代には週に1、2回山の中を走っていたこともあって、とりあえず毎日30分ほど走ることにした。
2、3日もすると、食欲も多少でてきて、すべてうまく行くように思われた。
最初の2ヶ月は、体も軽くなり、食欲もでてきた。
ところが3ヶ月目に入った頃、お酒を少し飲んだ翌日、食欲が全くなくなり、走っても疲れがたまるだけ、症状は日毎に悪化していった。
胃の薬も効果なかった。うどんやそばを食べても、胃の中にたまったままだった。
体力が極端に低下して、仕事に差し支えるようになっても、不思議なことに医者に行くことは思いつかなかった。
母が心臓がおかしいと医者に行き、心臓の薬を飲んでいるうちに胃がおかしくなり、さらに心臓と胃の薬を飲み続けるうちに、肝臓が悪くなり、ついに10種類を越える薬を飲むようになり、しばらくすると体ががたがたになったのを間近で見たせいかもしれない。
その母も薬をやめ、1年もすると元の健康体に戻った。