左の図は僕が最初にイラストレーターで描いた腰椎5で、中神先生が描かれた図に最も近い。この図形をさらに工夫して、印刷して真鍮板に張ってみると、腰椎の5番が緩むことが分かった。中神先生にお見せすると、「これを真鍮板に直接彫り、この形通りに切り抜けば、とんでもないパワーが出る」と予言された。しかし、真鍮板に図形を彫る技術がなかったため、作ることができなかった。
2007年5月半ば頃、Kさんと言う治療中の女性にこの話をすると、「父なら作れるかもしれない」と言われるので、早速原図を印刷し、製作をお願いした。1ヶ月ほどした頃、1mm厚の真鍮板に直接図形を彫ったものができあがってきた。先生が予想した通り(当時の感覚では)ものすごいパワーが出ていた。経絡に乱れを起こすので、このパワーグッズを治療に使うことはできなかったが、現在のシンプルな六角形の形のソロモン系パワーグッズ腰椎5を作るきっかけになった。
Kさんは長期渡って喘息の症状があり、重積発作で入院し呼吸器を挿管されたことがあるので、「治療をすると喘息の症状が再発するのが避けられない」と申し上げたが、治療を受けるという決意は揺るがず、治療を開始したという経緯があった。
治療を開始してまもなく、喘息の症状が出るようになった。そのためソロモン系パワーグッズ肺経の図(左)を0.5mmの真鍮板に直接掘り、治療に使った。肺経を緩める緑色のパワーストーンより遙かに強い気が出たので、喘息を抑える決め手になると思われたが、Kさんの症状は改善しなかった。さらに1mm厚の真鍮板で、ソロモン系パワーグッズ肺経を使ったが症状は改善しなかった。
彫刻機を入手したので、2mm厚のソロモン系パワーグッズ肺兪とソロモン系パワーグッズ肺経を作ってみた。ソロモン系パワーグッズ肺兪よりソロモン系パワーグッズ肺経の方が皮膚が大きく緩んだ。しかし、Kさんの喘息は止まらなかった。止まらなかったというより、Kさんのパワーグッズ好きの性癖が災いして、症状が徐々に悪化しているように思えた。
3mm厚の真鍮で肺経のパワーグッズを作ると、さらにパワーが上がった。しかし、このパワーグッズで治療すると肺経が大きく緩んだが、脾経に大きな問題があったため脾虚肺虚になり、喘息が改善しないだけでなく、治療中に咳を止められない状態になった。
以前中神先生に、肺経のパワーグッズをお見せしたとき、「このパワーグッズは理解できない」と言われたのを思い出し、パワーが弱かったソロモン系パワーグッズ肺兪を3mm厚の真鍮で作ってみた。このパワーグッズは、パワーが十分あるだけでなく、脾経も同時に緩んだので、治療は容易になった。治療が進むに従って、より硬い硬結が出てきて、治療に限界が生じたので、6mm厚のソロモン系パワーグッズ肺兪を制作した。予想通り治療はさらに容易になった。
この課程で、肺経に属する皮膚の可動性や肺の機能は際限なく上げることができることに気がついた。また、僕が過去に治療した患者さんは、程度の差こそあれ、全て肺虚であることにも気がついた。
6mm厚のソロモン系パワーグッズ肺兪で治療すると、皮膚が緩み、さらにその下の肝経に属する筋肉が緩み、さらに腎経に属する関節や骨が緩んでくる。なぜソロモン系パワーグッズ肺兪でこのような変化が起こるかというと、肺虚で皮膚の可動性がなくなると、その下の層をなす筋肉の可動性が悪化し、さらにその下の関節の可動性が悪化するからである。
後に、この肺虚の問題は、二本足で歩く人類共通の問題である腰椎5番の可動性に関係していることが分かった。腰椎5番の可動性が悪化すると、連動して、頸椎1番の可動性が悪化し、後頭部が萎縮する。後頭部が萎縮して可動性が悪化すると、連動して胸部が萎縮して可動性が悪化し、肺の可動性が悪化して機能低下が起こる。
肺の機能低下に伴い、肺経に属する皮膚が萎縮して可動性が低下する。さらに、肺経に関係ない筋肉や関節、骨の可動性が低下する。この一連の反応は、「肺の機能低下に伴い、呼吸によって吸収される酸素の量が低下したとき、筋肉や関節、骨の可動性を低下させることによって、運動量を制限し、酸素の消費量を低下させるためのシステムとして働いている」と考えられる。
ソロモン系パワーグッズ肺兪は、肺の機能と直接連動するツボ、肺兪を緩めることで、肺の機能を上げ、皮膚を緩め、さらに筋肉、関節、骨を緩め、胸部の可動性を上げ、さらに後頭部を緩め、頸椎1番を緩め、腰椎1番を緩めるパワーグッズとしての機能を持っている。全身の皮膚の可動性が上がるので、皮膚上では全ての経絡に気が流れている状態になる。そのため、経絡に決定的な問題が生じないので、アトピーや喘息、鼻炎、喉の違和感など肺機能の低下によって起こる病気だけでなく、パニック障害などの発作型の病気や神経症やうつ病などに伴う不定愁訴に有効であることも分かってきている。(07/12/20)
<パワーグッズ メニュー>
《第17章 ソロモン系パワーグッズ》
1.概要
2.ソロモン系パワーグッズとSCIENCE
3.ソロモン系パワーグッズ腰椎5
4.ソロモン系パワーグッズ肺兪
5.Sharma 老師とSHREE YANTRA
6.ソロモン系パワーグッズとSHREE YANTRA
7.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(1)師
8.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(2)競う
9.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(3)止める
10.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(4)脱帽です
11.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(5)絵のパワーは下がらない
12.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(6)ピラミッド 1
13.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(7)ピラミッド 2
14.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(8)陰の絵
15.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(9)陰転
16.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(10)メタトロン立方体 1
17.パワーグッズの制作と中神先生の陰転(11)メタトロン立方体 2
22.喘息とソロモン系パワーグッズ肺兪 (1)肺兪と肺経
23.喘息とソロモン系パワーグッズ肺兪 (2)亜門
《第18章 ピラミッドパワー》
※渡辺東洋医学研究所(遠隔治療等で連絡先を知りたい方へ)