7.治療回数の予測と問題点


(1)相談質問版には、「何回で治りますか」という質問がよくあるが、治療回数の予測は難しく、つい最近まで、腰痛や神経痛などの部分的な痛み以外は、治療予測回数を出すことは難しいという回答をしてきた。

(2)腰痛や神経痛などの部分的な体の痛みの治療予測が早くから可能だったのはは、痛みの治療は容易な場合が多く、気功整体根治療術の硬結を溶かす技術を使えば、9割は数回以内で治療可能なためであった。

(3)痛みでも、原因不明で全身が痛くなるよう痛みや、鬱病に伴う痛み、リュウマチによる痛みなどは予測が難しかった。内臓や脳の機能低下が原因となる場合が多く、内臓の機能低下の度合いと、症状の強さの間にはっきりした関係がないことが、治療回数の予測を難しくした。例えば、内蔵が生まれつき強い人は、多少体が壊れても症状が出ないため、症状が出たときには、治すのに時間がかかる場合が多く、体が弱い人は、ちょっと壊れても、症状が出て、治療を受けるので、簡単に治る場合が多い。

(4)上記のような痛みや自律神経失調症、鬱病、アトピー、喘息など、内臓や脳の機能低下によって起こる病気の予測が可能になったのは、操気色彩療術により、治療技術が飛躍的に伸びたのと、操気系の治療技術に伴って、自分自身の自己治療が進み、僕自身の気のパワーが上がってきたためである。

(5)治療回数を解析するときは、治療と同様に、患者さんと気を同期して、患者さんの硬結をわずかに緩めながら、硬結が何グループあるか、順番に書き留めて行く。そのグループ数が治療回数になる。

(6)病気の種類や症状には関係なく、硬結のグループ数で予測をするため、治療可能なものについては、病気の種類に関係なく、予測できる。

(7)この治療予測法を創始したときは、予測に100%近い自信を持っていたが、予測例が増えるにつれて、問題点があることが分かってきている。

(8)4月8日に心臓が苦しくなり、治療法を模索する過程で、頸椎にある奇穴、衂血に問題が生じると、心臓が拡張することが分かった。頸椎に生じる硬結のため、小さい場合が多く、治療点として、見逃しているケースがかなりあり、治療予測に影響を与えた。心臓が拡張して、心電図に現れないような、わずかな問題が生じても、体が経絡的な激しい反応を起こすため、衂血の問題は、予測に大きな問題を起こした。

現在、予測に際しては、慎重にに衂血をチェックしている。完全に問題が解決されたとは言えない状態にあるが、大きな予測のずれは、なくなってきている。

(9)治療によって、体型が著しく変化した場合、予測できない問題が生じることがあることが分かってきた。

(10)患者さんの自己管理の仕方が治療回数に影響を与える場合がある。例えば、自律神経失調症や慢性病などで極端に、体力が低下している場合、硬結を溶かしきって、問題がなくなっても、体力が十分に付くまでは、養生が必要な場合があり、この間に過度のセックスやオナニーなどを行うと、治療回数が増える場合がある。また、患者さんによっては、数年間カロリーメイトしか食べていないようなケースもあり、適切な食事療法を継続しないと、症状が出てしまうケースがある。

※女性が自律神経失調症にならないためには、1日1回以上性交やオナニーでイクことにより体を緩めることが必要である。また自律神経失調症の女性は不感症状態になっているので、恥骨を緩めることにより、不感症状態を解消するのが治療の重要な目標になる。過度のセックスやオナニーで症状が悪化するのは、腎虚肝虚の男性の場合である。腎機能と肝機能が十分に上がれば、女性と同様にオナニーで経絡のバランスが取れるようになる。

(11)女性の治療予測は、男性の場合より精度が落ちる。気を同期させたとき、体の構造上の違いから、完全に同期させることができず、子宮や卵巣、膣などの産婦人科領域に、大きな問題があると、予測回数に誤差を生じる場合がある。実際の治療においては、女性は気を通して、治療箇所や治療法、触っていい部分、触っていけない部分を明確に伝えて来るので、精度の高い治療が可能になる場合が多い。問題点としては、触っていけない部分に、大きな問題があった場合、強い好転反応が出たり、改善はしたが、完治しない状態で、治療が終了する場合がある。

治療室で女性をする場合、どのような状態で治療を受けるかは、本人の好みに従っている。最初から最後まで、立ったままで治療を受ける人もいるし、すわった状態で、治療を受ける人もいる。横になって治療を受ける人、うつぶせで治療を受ける人など色々で、治療中に動き回ってもかまわない。気を通して、心のコミニュケーションができることが最も大事で、これができさえすれば、治療は確実に進む。

(12)治療できないケースについて
(a)最初の治療で、必要な治療回数を最初にお知らせしますが、症状が軽く、必要な治療回数が多い場合は、本人が治療を望まないので治療できません。
(b)両親や友達に付き沿われて、治療に来たようなケースで、治療回数をお知らせしたとき、患者さんが「内心は治療回数が多いので、治療したくない」と思っているのに「治療をお願いします」と言った場合には、治療ができません。治療は、患者さんの潜在意識は、どこに問題があり、どのように治療すべきかを知っていて、気を通して、その情報を伝えてきます。治療は、二種類の治療室のどちらかでする場合と、ソファーに座った状態でするかの3ケースがあります。どこでするかは、本人が出している気の情報に応じて、決めますが、患者さんに治療したい気持ちとしたくない気持ちの両方がある場合は、治療する場所が決まらず、治療を開始することができません。
(c)女性患者さんの場合で、例えば、恥骨に問題がある場合、「潜在意識の側に恥骨を治療してもらわないと治らない」という認識があり、意識の側に「恥骨は触られたくない」という意識があると、(b)のケースと同様に治療を開始することができません。

できないケースのほとんどは、鬱系で、治療に不安感を持っている患者さんです。鬱病や鬱っぽくなりやすい人は、心機能が低下しているために、心臓を防御しようとする反応が起こっています。その一つとして、他人と話したりするのを避け、一人でいることを好むようになりますが、その代償作用として、「他人に非難されるようなことは絶対にしたくない」という気持ちも強くなります。特に、3〜4歳の自我が確立する時期に、性的なものに対して、母親のしつけが厳しいと、母親から「してはいけない」と言われたことができなくなります。ボーイフレンドが多くて、遊び回っていた女性が、鬱病になったとたん、品行方正になったなどが典型的なケースとなります。このようなタイプの人が、治療は受けてみたい気持ちは強いが、治療に対しての不安も強い場合、治療ができない可能性が高くなります。

(13)鬱的症状が観察されない人に、鬱的症状が内在していて、一般的に腰痛が起こる状態であるものを、一般的に腰痛が起こらない状態にした場合、強い腰痛を感じることがあるケースについて;相談質問板より



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