6.絵

2004年2月の半ば頃、近くの八十二銀行八王子支店に行くことがあった。壁に、葉書大の水彩画が4枚入った6号ぐらいの額が数枚、壁に飾ってあった。どの絵を見ても好みで、特に3枚ほど気に入ったものがあったので、行員に「この絵は1枚いくらくらいするのですか」と聞いてみた。「売り物ではないみたいなんですが、欲しいという人もいて、売る場合もあるようなので、よろしければ、お電話を教えて頂ければ、画家の方から連絡させて頂きますが。」

その日の午後、八王子に住む中神さんという画家から携帯に電話がかかって来た。「八十二銀行で絵を拝見しました。1枚どのくらいするのでしょうか。」「どの絵が気に入ったのでしょうか」「不思議なことに、どの絵を見ても、いい絵だと思うのですが、特に気に入ったものが、3枚ほどあります。」「4枚買って頂ければ、8万円でいいですが。」「それで、けっこうです。」のような会話があった。

結局、絵は後1ヶ月ほど展示する予定なので、1ヶ月後に絵の展示が終わったとき、電話を頂くことになった。


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