5.病経と証

「証は、その証の中核となる病経が、他の経絡との因果関で、引き起こすものである」というのが高橋先生の基本的な考えだった。

そのため証を脈診によって決定するのは、最終目標ではなく、そこから更にその証を引き起こす病経を見つけだし、直接治療することが、治療の根本であり、「病経を見つけ治療すれば、他の経絡の問題は、同時に無くなる」というのが、本治法といわれる治療法で、高橋先生の脈診治療の中核的思想となっていた。

この考え方は、「硬結が原因となって、体が捻れ、内臓の機能の低下が起こる」という気功整体根治療術の理論を作る土台となった。


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