苦痛に対する
感受性の違い


触診をすると、全く同じように壊れているのに、「苦しくてどうにもならない」という人と「何の問もない」という人がいます。

これは苦痛に対する感受性が違うために起こります。

感受性の違いは、生まれつきのものと幼児期に壊れたために、苦痛に慣れてしまって、感じなくなっている場合とがあります。

生まれつき敏感な人は、わずかに壊れていても、苦しいのですが、治すのは簡単で、健康食品を飲んだだけで治ってしまったなどというのが、このタイプです。

生まれつき鈍感な人は、壊れても、苦しくないので、このタイプの人が、苦痛を感じるようになると、健康食品や鍼灸、整体の治療では、効果がないことが多いようです。また、頑強で無理が利くが、50代とか60代で突然亡くなることがあるので、注意が必要です。

幼児期、成長期に捻挫や骨折、脱臼などをして、壊れてしまっている人は少なくありません。

痛みが無くなると「治った」と思ってしまうものですが、実際は壊れたままなので、年をとって体力が低下すると、慢性痛や慢性病の原因になります。

このタイプの人が、例えば「右足が痛い」と言ってくると、右足より左足の壊れ方の方が酷いのですが、左足には何の問題も感じません。

「肩が凝ったことは一度もありません」と言う人の中に、ガチガチに肩が凝っている人がいます。

このタイプの人も成長期に体が壊れてしまっているのです。


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